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Channel: スポーツナビ+ タグ:小川貴史
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清水邦広不調極まり・・・【2009/2010V・プレミアリーグ男子選評・15-1】【生観戦】

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毎年恒例の町田生観戦(来季はあるのか、と非常に疑問だが)。ホントは青ロケがホームゲームをするはずだったこの会場を、FC東京が“ホームゲーム”としている点について、私は会場を観た瞬間に「居抜き」という言葉を思い出したねぇ。まぁ、FC東京についての色々は次の記事で書くこととして、この記事では「パナ×三好」の話。【町田市立体育館】パナソニック3-1大分三好(25-18 20-25 30-28 25-19)【パナ】タヴァレス 清水 白澤  枩田 宇佐美 福澤   L=永野【三好】舩越 オンテレ 徳丸中島  浜崎  長江    L=興梠A表 B表パナソニックが自滅で苦しんだものの、最後は力で三好をねじ伏せた。これでパナは5連勝。三好は、第3セットを取っていればおそらく勝っていただろう。なんと言っても清水の不調が気になる。決定率こそ52%だが、被シャットが8~10本ぐらいはあったはず。ミスと被シャットを合わせて、効果率に計算しなおせば、0%に近い数字になるのでは?とにかくブロックが見えてないんじゃないかなぁ…と思うのだ。ブロックにまともに当てすぎているのだ。逃げる術はあるはずなのだが、どうしてどうしてそうならない。南部監督が痺れを切らせて山本を投入したのも頷けるし、むしろ2Sの早い段階で入れていれば、ストレートで勝てていた気がしてならない。ただねぇ…ある意味清水より深刻かもしれないのがパナのサーブレシーブだと思う。いや、公式帳票に出ているサーブレシーブ成功率の話じゃない。観ていて非常に強く感じたのだが、レシーブしたボールの回転が非常に不規則で不恰好なのだ。とりもなおさず、セッターがトスしにくい、セッターに優しくないボールの返球になっていると見えた。サーブレシーブの名手・青山繁を思い出してみると、セッターが気持ちよ~くトスアップ出来る球質のボールを配給しているのだ。ホント、青山のサーブレシーブ“芸”は、観ていて惚れ惚れするようなものだった。あれはホントに、“職人芸”だったから真似出来るような代物じゃないけども、ああいういい球質のサーブレシーブをすることを心がけることが大事なんじゃないかなぁ・・・と、今日見ていて感じた。そういえば、JT女子の石原監督が、就任して最初に目標にしたのもそんなことだっけ?細かいインタビューでの文言は忘れたが、「1本目がよければ2本目もよくなる」だっけ?三好についてだが、去年までとは違い練習の時から元気と声が出ていたねぇ。だけどもだけど、第4セットは立ち上がりに一気に3-0になって、そこからだんまりになってしまい、そこが敗因だったと思う。第3セットなどは、終盤になるにつれ1点取るごとのリアクションが派手になり、気の籠ったプレーが随所に観られ、かなり高感度のあるチームになっていたが。セッターの安田と浜崎だが、両方ともこの試合では上手いこと長江と小川に散らして、パナの高いブロックから逃げようとしており、悪くはなかったと思う。第3セット取れなかったこと、そして第4セットに元気が出なくなって、急に失速したことが残念でならない。ああそうそう、福澤について。なかなか動きがよくなっており、無駄な動きが洗練されたなぁと感じた。特に、ラリー中のアタックの入り方が更によくなった観え、相手にしてみれば尚厄介な選手になったといえるだろう。【およその試合経過】1Sいきなりタヴァレスのカットミスで0-2。だが、清水のサーブの時に好転し、8-5で1TTO。ここまでで、舩越が2本のシャットアウトを喰らっており、この時点で小川にアップの指示。福澤がノータッチで12-9となって三好1TO。16-14で2TTO。ここまで、両チームとも同じぐらいつまらないミスが出ていた。19-17で小川にスイッチ。徳丸のアタックミスで21-17、三好2TOだが、この時点の4点差で勝負あり。2S清水の連続スパイクミスで3-4、そこからパナが逆転して8-7で1TTO。タイムアウト明けに枩田→小西なのだが、この交代が大ハズレ。10-11で福澤→川村。小西スパイクミスで10-13、パナ1TO。小西のAシャット喰らって10-14、タヴァレスも止められ10-15、11-16で2TTO。また清水が止められ14-19、小西Aも止められ15-21、パナ2TO。TO明けに枩田を戻す。パナ追い上げるも、最後はタヴァレスのサーブミスで終了。3Sミス連発で4-1、三好1TO。4-2で浜崎→安田。6-4でタヴァレス→福澤。8-6で1TTO。タイムアウト明け、長江のネットインノータッチで9-10と逆転するとパナ1TO。清水がネットに引っかけて11-14で2TO。12-14で大竹と山本IN。オンテレが決めて14-16で、2TTO。長江が止められてパナが逆転。このままサイドアウトが続いていくが、オンテレが川村を止めて26-27。そこからまたサイドアウトが続くが、オンテレのサーブミスで29-28となり、最後は小川のオーバーネット。4S福澤のサーブで一気に攻めて3-0、三好1TO。8-3で1TTO。またもや福澤のサーブの時にエースが出て13-7、三好2TO。16-9で2TTO。最後、パナが連側ミスを犯すも、大量得点差がモノをいいパナの勝ち。~フォトギャラリー~件のサーブレシーブなのだが・・・これは永野。この試合じゃ、普段はサーブレシーブのいい川村もイマイチだったね。宇佐美-白澤ラインのクイック。負けじとすかさず、浜崎-中島ラインのクイック。浜崎、安田、中島の若い3人はなかなか向こうっ気の強そうなタイプかも。清水・・・明日は山本スタメンかもね。~お知らせ~コメント方法が以前よりも煩わしくなっているので、ツイッターで「@kotonosamurai」でツイートしていただいても構いません。可能ならば、「#koto****」(****は記事番号:この記事の場合は1997=#koto1997)の、ハッシュタグをつけていただけると幸いです。1記事に対して、何ツイートにわたるコメントでもまったく構いません。

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